いまさら言うことではありませんが、カイロプラクティックに限らず、治療の目標とすることは、「人が健康であること」です。
西洋医学的に薬を使い、手術をしようとも、また、カイロプラクティックのような手技療法を用いようとも、病んでいる人が健康に戻れればそれでよいわけです。しかし、出来るだけ身体には薬や手術といった、外的なものの手は入れたくないのが理想です。
だからこそ、これを読んでいるあなたはこの治療法を受けたくなるのだと思います。是非この治療を受け心身ともに健康となり、自分自身を高めて行くことが出来ると思います。
MTS治療は「脳・神経機能調整」とも言われる治療法です。
MTSという名前から機械を使った大掛かりな治療法を連想する人も多いかも知れませんが、実際には非常にシンプルで効果的な治療方法となっています。
このMTS治療のポイントは脳と神経の伝達具合をチェックし、体の不調箇所を把握することにあります。
この治療ではまず「キネシオロジーテスト」という筋力・筋肉反射テストを行います。
このテストによってあらかじめ不調な箇所を把握した上で、矯正(アジャスト)することによって問題の解決を目指します。
頭が重く痛い、肩こり、腰痛などを慢性的に抱えてしまっている人も多いのではないでしょうか。
そんな人にもMTS治療は大きな効果を発揮します。カイロプラクティックの分野でおもに利用されている治療法ですが、最近ではアレルギー対策への効果も期待されています。
MTSは学校や、教育組織といった大掛かりな団体ではありません。元々は、一人の治療者「○野○○」氏のテクニックを学ぼうと集まった、5〜6人程度の自主的研究グループに過ぎなかったのです。
現在、東京西新宿のビルの6階で毎日50〜60人程を保険外診療で治療し、予約が1ヶ月先まで埋っている。
その治療者本人の意思とは無関係に名前が付き、人数が増え、現在のような「研究会」程度の規模となりました。つまり、MTSは「組織」とか「人数」ということに対してはウェイトは置いていないということです。重要視するのは、あくまでも実質の治療における「中身」であり「質」です。
MTSの治療法はカイロプラクティックを土台としたものですが、大勢を占めるそれらのテクニックから見ると、かなり変則的なアプローチに映るかもしれません。特異的と言って良いでしょう。
それでもやはり、このテクニックは基本的なセオリーから発展していった結果、そうなっているのです。(現在も展開中)。応用はあくまでも基本があっての応用です。
MTSはこれからも進化し続ける治療方法です。